今春のセンバツに出場した耐久が準々決勝で高野山に快勝し、春季大会20年ぶりの4強入りを決めた。エース右腕の冷水(しみず)孝輔投手(3年)が1失点の力投で、2試合連続の完投勝利。右腕は「序盤はいいボールがいかなかったんですけど、『後半はいいボールがきてる』ってキャッチャーの川合から言ってもらったので、そこは後半粘り強く投げられたのかなと思います」と振り返った。

初出場したセンバツでは1回戦で中央学院(千葉)に先発。7回13被安打7失点(自責4)で降板。7回の打席では、利き手の右肘に死球を受けた。約2週間で復帰し、春季大会に臨んでいる。「甲子園で野球できたのはすごくよかったですし、『あの敗戦があったから、夏にもう1回甲子園出られた』と言えるようにやっていきたい」と力を込めた。