桐光学園は試合の主導権を握ることができず、東海大相模に敗れた。

エース法橋瑛良(あきら)投手(3年)が3回、クリーンアップに集中打を浴びた。2死二塁から3番中村に左前適時打、4番金本に右翼線への適時二塁打、5番長尾に右前適時打を許し、3点を先制された。

4回にも犠飛で失点し、5回には長尾にソロを被弾。5回を8安打5失点を試合をつくれなかった。6回からリリーフした加賀滉太投手(2年)も3イニングで3失点を喫した。

打線は東海大相模先発の福田の140キロ台中盤の直球に苦戦。4、5回に1点ずつを返したが、6イニングで9三振を奪われた。7回以降はリリーフした194センチの長身左腕・藤田から3点を奪うも、大量失点が響いた。

桐光学園は昨秋の神奈川県大会で優勝。関東大会では文星芸大付(栃木)を下し8強入りするも、山梨学院に延長戦で敗れ、今春のセンバツには惜しくも選出されなかった。