大阪桐蔭の中村勇斗内野手(2年)が甲子園初安打をマークした。西武中村剛也の長男で、「8番三塁」で公式戦初スタメン。父の応援歌が流れる中、打席に立った。
2回2死走者なしから、専大松戸の先発左腕小林に対して追い込まれながらファウルで粘った。大きなファウルにどよめきが上がる中、7球目の135キロ直球を中前にはじき返した。「なかなか簡単に打てるピッチャーじゃないとわかっていたので、ツーアウトから1本出せてよかったです」と振り返った。
「いい状態で打てている。いいイメージを持って打席に入りました」。背番号「17」を背負い、初スタメンで3打数1安打。前日はシート打撃で柵越えを放ち好調ぶりをアピール。この日はベンチにいた先輩たちから、「いつも通りやれよ~」と声をかけられていた。「1年間甲子園に行けなかったと言われた中で、(自分は)初めての甲子園。ひとつひとつ積み上げて、次に決勝がある。全員でやっていこうと思います」と引き締めた。
チームは接戦を制し、いよいよ智弁学園(奈良)との決勝に挑む。好投手杉本について「簡単に打てるピッチャーではないですが、全員でつないで、粘って粘って打っていきたい」と束になって戦うことを誓った。

