決勝進出の原動力となったエースが打ち込まれ、10年ぶりの優勝を狙った智弁学園(奈良)は辛くも準優勝に終わった。

杉本真滉投手(3年)が7回を投げ11安打7失点。128球で降板した。1週間に500球以内の球数制限まで、決勝戦は131球が上限だった。悔やまれるのは3-3の同点に追いついた直後の7回。先頭から3本の単打を許し無死満塁とピンチを招くと、痛恨の押し出し四球で1点を勝ち越された。なおも満塁で4番谷淵は空振り三振に取ったが、遊ゴロの間に1点を献上。さらにタイムリーを浴び、このイニングに一挙4失点。打線の援護に報いることができず、8回からは背番号18の田川璃空投手(3年)がマウンドに上がった。

杉本は29日の準決勝では最後の打者の打球が左すねに直撃し、決勝前日の練習では「腫れもない。大丈夫」と気丈に話していた。痛みの影響を感じさせない投球をしてみせたが、大阪桐蔭の強打を阻むことができず悔しい準優勝となった。

【センバツ】決勝 智弁学園-大阪桐蔭/詳細