第108回全国高校野球神奈川大会の開会式が5日、横浜スタジアムで行われた。
向上、桜丘、東海大相模、三浦学苑、横浜緑ケ丘の吹奏楽部476人の演奏に合わせ、172校、3112人の選手たちが元気いっぱい行進した。
選手宣誓では、逗子葉山の主将、大岩武蔵外野手(3年)が落ち着いた口調で、元気よく笑顔で宣誓。「立ち止まってしまうことが何度もありました。ライバルが次々と結果を出していく中で『自分も早く結果を出さなければ』と、焦ってばかりの日々もありました。『野球なんてやめてしまいたい』、そう思ったこともありました」と素直な胸のうちを宣誓文に盛り込んだ。「それでも支えてくれた方々がいたから、あきらめずに野球を続けてこられた」と、感謝の思いも込め、「笑顔で最高のプレーを」と誓った。
大岩主将の2年半の高校野球が映し出された宣誓文だった。「僕は失敗が多かった。でもこの晴れ舞台。後悔する終わり方にしたくないと思った」。誰もが失敗を経験しても、最後は悔いなく笑顔で終わりたい。夏の舞台に、ふさわしい言葉を並べた。「選手宣誓で流れがきているかもしれない。あとは公式戦初勝利に向けて全力を尽くすのみです」と、自信をのぞかせた。
大会は、7日から1回戦が行われ、順調に日程を消化すれば決勝は26日、同球場で行われる。

