智弁和歌山が、創立175年目で初の夏の甲子園を目指す耐久を競り落とし、夏の大会3連覇を果たした。

初回に5番楠本龍生内野手(3年)の右越え2ラン含む3点をリード。2回に相手2点をかえされ、1点リードの8回には同点スクイズを許し、試合は振り出しに戻った。

8回2死一塁で4番山田凜虎(りとら)捕手(3年=U18日本代表候補)が決勝の左中間への適時打。相手の遊撃手の失策が絡み、味方の一塁走者は本塁に生還。三塁まで進むと両手でガッツポーズ。喜びを最大限に表現した。

山田は下級生から経験を積み、25年センバツ準優勝時の正捕手。中学時代に強豪・東海中央ボーイズに在籍。準決勝後の取材では、ここまで勝ち残っている中学時代のチームメートが所属する享栄(愛知)、横浜の友人との甲子園での対戦を心待ちにしていることを明かしていた。

◆智弁和歌山 1978年(昭53)創立の私立校。生徒数は735人(うち女子326人)。野球部は79年創部で部員40人(マネジャー0人)。甲子園出場は春16度、夏は29度目。全国優勝は春1回、夏3回。主な卒業生はヤクルト西川遥輝、楽天黒川史陽。所在地は和歌山市冬野2066の1。藤田清司理事長。

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