エンゼルス大谷翔平投手(24)が7日(日本時間8日)のドジャース戦に2試合連続で「6番指名打者(DH)」で出場する。

 本拠地アナハイムで6日(7日)からフリーウェイシリーズ(本拠地が近く、高速道路で移動可能な2チーム同士の対戦)としてドジャース3連戦がスタートした。

 初戦はエンゼルスが逆転サヨナラ勝ち。1点を追う9回2死、大谷の四球から反撃が始まった。マイク・ソーシア監督(59)は「翔平の打席は9回2死、ツーストライクまで追い込まれていた。チームも盛り上がっていたし、非常に大きな勝ちだった。今日も良いプレーを期待したい」と満足そうに話した。

 大谷の二盗から相手の悪送球なども絡み、足を使った攻撃で土壇場で同点とし、サヨナラ勝利をもぎとった。同監督は、大谷の盗塁について「スピードもある。彼は昨日、素晴らしい仕事をしてくれた」とたたえた。(アナハイム=斎藤庸裕)