期待の新戦力が早速ベールを脱ぐ。巨人から日本ハムへ交換トレードで移籍した矢野謙次外野手(34)が、今日12日DeNA戦(札幌ドーム)でスタメンデビューする。11日、須永英輝投手(29)とともに札幌ドームで入団会見に臨み、同席した栗山監督が先発起用を明言した。打順未定も指名打者での出場が濃厚。「不安と期待が入り交じっていますが、明日になったら期待だけでやっていきたいです」。ハキハキと元気よく、決意を明かした。
この日午前、ジャイアンツ球場で巨人関係者にあいさつを済ませた後、北海道へ空路移動。札幌ドームに到着後、遠征中の1軍選手にも別れのあいさつ。大きな拍手で新天地へ送り出された。気持ちのケジメを付けると、奮い立つ舞台が用意されていた。栗山監督から「明日(12日)から行くぞ、スタメンで」と告げられた。「期待に応えられるよう今日から準備します。ファイターズなので“ファイター”で頑張りたい」と意気込んだ。
栗山監督は「ケンジ」と下の名前で呼び「巨人で出し尽くせなかったこともあったと思う。ここで出し切ってくれると思う」と期待を寄せた。野手では、兼任バッテリーコーチの中嶋を除いて飯山に次ぐ年長者となる矢野は「若い選手に負けない。でも、ちょっと引いたところでは落ち着いて見られるように…生意気なこと言ってすいません(笑い)」。ちゃめっ気もある経験豊富なバットマンが、3年ぶりの覇権奪回の起爆剤になる。【木下大輔】



