日本ハム大谷翔平投手(21)が奪三振ショーで前半戦を締めくくる。今日14日からのソフトバンク戦へ向けて13日、札幌から特急列車で帯広入りした。ペナントを占う球宴前最後のヤマ場となる2連戦は、明日15日に今季初めて中継ぎ待機予定。臨時でセットアッパーの役目を担うことなった右腕は「全部、できれば三振で行ければ」と、珍しく大胆に宣言した。

 オール三振を奪うべく、短いイニングで最高のポテンシャルを爆発させる。中継ぎ登板が実現すればプロ3度目だが「(ブルペン待機は)今回だけですし、先発と違って球数の心配もいらない」。普段は試合の流れ、相手打者によってギアを入れ替えるが、完投を目指したペース配分が必要ないリリーフなら、全力投球に徹することができる。

 先発時も勝負どころで三振を狙って奪ってきた。「全部が全部取れているわけではないですけど、確率は上がってきている」と、自負する。現在リーグトップの117奪三振。奪三振率11・16は規定投球回をクリアする両リーグの投手の中で1位だ。アウトを取るには「それ(三振)が一番確率が高いと思う」と、自信もある。

 舞台は得意な地方球場。継続中の31イニング連続無失点の起点は13年8月18日の帯広でのソフトバンク戦だった。「5番右翼」でスタメン出場し、8回に4番手でマウンドへ。投打二刀流を披露した試合で1回1安打無失点1奪三振だった。「しっかり気持ちを入れていきたいです」。優勝を争うライバルに圧巻のパフォーマンスを見せ、球宴へ向かう。【木下大輔】