阪神マウロ・ゴメス内野手(31)の勢いが急停止した。4試合連続アーチがかかった一戦で、巨人菅野にひねられた。4回には四球の福留を一塁に置き、初球148キロを強振。中堅後方への大飛球を大歓声が包んだが、フェンス直前で立岡に捕球された。この打席が唯一の見せ場となり、ゴメスもお手上げだ。

 「今日は調子どうこうではなかった。菅野がいい投球をした。ただ、それだけです」

 調子を取り戻した18日DeNA戦以降、4戦で16打数8安打6打点の打率5割。3試合連続本塁打と絶好調で乗り込んだ東京ドームで、無念の返り討ちに遭った。6回はカウント1-2から外角へ逃げるスライダーに、バットが止まらず空振り三振。前日21日には「頑張って勝ちたいと思う」と気合十分だったが、待っていたのは空回りだった。

 それでもプラス要素がある。2回の初打席はカウント1-2と追い込まれながらも、際どいボールを見切って四球。状態に自信があるからこそ、試合後のコメントに相手の快投をたたえる言葉が並んだ。今日23日の第2戦は15打数5安打、打率3割3分3厘と得意にするポレダが先発。後ろを向いている時間はない。【松本航】