西武が開幕戦で劇的勝利を飾った。1点ビハインドの9回1死二塁から栗山巧外野手(32)の右中間を破る三塁打で同点に追いつき、続くエルネスト・メヒア内野手(30)の中前打でサヨナラ勝ち。

 田辺徳雄監督(49)は、「栗山は勝ちたいという執念が一打に表れていた。メヒアはオープン戦からコンディションもいいし、頼りになる。これ以上ない勝ち方。あきらめずにみんなで戦えた」と、選手をたたえた。