楽天藤田一也内野手(33)のサヨナラ打で、チームは5月17日のオリックス戦以来の5位に浮上した。
延長11回。2死から枡田が四球で歩き、代打後藤の右前打で一、二塁とサヨナラの絶好機を作った。「慎太郎と後藤さんがつないでくれたこのチャンスを絶対にものにしたかった」。広島中崎が投じた2球目のシュートを捉え、中前に運んだ。「(二塁走者の枡田)慎太郎がセカンドからホームまですごい遅かったので(本塁に生還できるか)どうかと思ったけど、よく走ってくれた」。いつもなら内野で選手たちが歓喜の輪を作るが、「(外野の)近くでやったほうがいいかと思って」と、ヒーローは楽天ファンで埋め尽くされた左翼スタンドまでダッシュで向かった。
この日は9回の代打から登場し、1打席目は四球。2打席目で試合を決めた。今季は途中出場の機会が多い。それでも藤田は、「横浜時代からそれは慣れている。梨田監督は必ずチャンスをくれるので、しっかり準備をしていた」と振り返った。



