WBCで大会ベストナインに選ばれたソフトバンク千賀が、侍ジャパンで同僚だった楽天則本との投げ合いを制し、チームを開幕4連勝に導く。3日仙台入りした千賀はKoboパーク宮城でキャッチボールやダッシュなどで最終調整した。練習後、報道陣に囲まれ「こうやって取材も増えたし、すごいなWBC。時差ボケと言われない投球をしたい」と笑顔で話した。
WBCでは4試合11回で1失点、防御率0・82と活躍。3月21日の準決勝で負け投手となったが、お化けフォークで日本中に「千賀」の名前を広めた。
「負けてすぐに切り替えた。完投は無理。1イニングでも多く投げたい」。大会中は球数制限されたこともあり、いきなり完投は難しい。だが、則本との対戦が闘争心をかき立てる。「則本さんとは(登板が)決まってすぐ連絡した。大量点は望めないので先発の僕がしっかり試合をつくっていかないといけない」。
2年前の15年10月1日にヤフオクドームで1度対決し、則本が勝っている。負けられない千賀には頼もしいデータもある。ビジターでは昨年13戦8勝と負けなし。ホームの4勝3敗と比べ、圧倒的な外弁慶ぶりを発揮している。開幕3連勝と好調の楽天も、午後4時開始の寒さも、熱い投球ではねのける。【石橋隆雄】



