超人のバットから快音が止まらない。阪神糸井嘉男外野手(35)が先制適時打を放ち、開幕から6試合連続打点を記録した。1回無死一、二塁の場面。フルカウントからヤクルト館山の直球を右前に運び、先制点をもたらした。守備では悔しいシーンもあったが、レーザービームも披露。いよいよ今日7日から本拠地甲子園で糸井劇場の開幕や。

 火の出るような打球だった。初回無死一、二塁。打席に立った3番糸井はフルカウントから、館山の内角低め、146キロ直球を力強く振り抜いた。打球は一瞬で一、二塁間を抜け、ライトへ。あっという間の先制タイムリーに黄色いスタンドが揺れた。糸井も自らを褒めたたえるように、一塁上で力強く手をたたいた。

 「(高山、上本の)1、2番が連打でチャンスメークしてくれたので、絶対先制するという強い気持ちで打ち返すことができて良かった」

 得点圏打率は規定打席到達者では唯一の10割だ。糸井が打てば得点が生まれる好循環が続いている。これで開幕から6試合連続打点。開幕戦からのチーム最長は09年金本の7試合で、球団記録に王手をかけた。