また出た! 2試合連続の逆転満塁弾でソフトバンクが西武に快勝した。2点を追う4回2死満塁、上林誠知外野手(21)が右翼へ5号逆転アーチ。6回に適時打を放ち、2本塁打した前日2日に続く5打点を挙げた。前夜は9番甲斐がプロ1号逆転満塁弾。この日は、8番右翼の新レギュラーがけん引し、チームは3カード連続勝ち越し、貯金を今季最多4とした。

 上林が一振りで試合をひっくり返した。打った瞬間、西武高橋光はマウンド上で崩れ落ちた。2点を追う4回2死満塁。高め147キロ直球をとらえ、右翼ポール際中段席へ運んだ。満員3万8585人のヤフオクドームが揺れるような大歓声の中、上林はゆっくりとベースを1周した。

 1学年下の右腕とは13年高校日本代表のチームメート。2日の試合前練習時、あいさつに来た高橋光から「打たないで下さい」と冗談を飛ばされた。先輩は「フォークがあるからな」と軽いジャブで応戦。「ゆさぶりをかけてました」とニヤリ振り返った。オープン戦で対戦した際は2三振したが、攻め方や軌道の残像をこの日につなげた。