ヤクルト由規投手(27)は立ち上がりに3点を失うなど今季初登板は黒星に終わった。

 微妙な制球に苦しんで球数がかさみ、4回途中で降板するまでに80球を費やした。2軍での好投でつかんだ先発だったが「力が入り過ぎた。自分の力を出し切れなかった」と悔やんだ。

 右肩故障から5年ぶりに復帰した昨季は約10日の登板間隔を要したが、この日は4月28日の2軍戦から中6日でのマウンドだった。「(間隔は)問題ない。先発投手は中5、6日でコンスタントに投げられないと」と復活へのステップに手応えも感じているようだ。