DeNAが新打線効果で、勝率5割に復帰した。アレックス・ラミレス監督(42)が巨人10回戦(宇都宮)で、主砲の筒香嘉智外野手(25)を、約3年ぶりに3番で起用。すると前後の2番梶谷と4番ロペスのアーチ2本で、巨人菅野から勝利を挙げた。2位阪神と2ゲーム差に迫り、チームは上昇ムード。今日1日の巨人戦で今季初の貯金生活を目指す。
じりじりと見えないプレッシャーで追い込み、終盤にさしかかったところで仕留めた。7回、3番筒香が打席に立つ。巨人菅野の初球を空振りするが、4球続けてボールを見送り四球。筒香は「後ろにはロペス、宮崎さん、戸柱さんがいる。つながっているので僕が無理にいく必要はない」。ロペスは2球連続ボールを見送り、外角に入ったスライダーを「強い打球を心がけた」と、左翼スタンドへ運ぶ勝ち越し2ランを放った。
3番筒香の奇策ともいえる配置転換が、厚みのある新打線を作り上げた。4回の先制の場面は2番梶谷の11号ソロアーチ。そして、4番以降、後ろに控える打者は、打点王のロペス、首位打者争いをする宮崎、得点圏打率3割7分7厘の戸柱。筒香と勝負を避けても、勝負強い猛者たちが待ち受ける。気が抜けない重量打線に、リーグ屈指の好投手である菅野さえも、その餌食となった。



