ドラフト候補の国学院大・清水昇投手(4年=帝京)が中大を完封し、リーグ通算10勝目を挙げた。打線は13安打10点で援護した。

 国学院大・清水が、自身3度目の完封で節目の10勝目を飾った。緩急を有効に使って、被安打は3。100球を超えた9回も余力十分で、最後の打者は146キロの直球で空を切らせた。「10勝するのはこんなに難しいんだなと。すごく長かった」とかみしめた。リーグでは東洋大の上茶谷、梅津、甲斐野の「150キロトリオ」が注目を集めるが、「負けたくない気持ちはあります」と闘志を込めた。