阪神大山が1年ぶりのスタメン左翼で2安打2打点と奮闘した。左腕石川相手に金本監督が攻撃型オーダーを選択。打順も今季2度目の3番を張った。その期待に応えるように、3点を追う3回、2死一、二塁のチャンスで、内角高めの変化球を強振。左中間を破る適時二塁打で1点差に迫った。主将の福留の休養日で巡ってきたチャンスでアピールした。

 「僕にとっては1打席1打席全てが勝負。もうやるしかないと思っていた」

 5回にも2死から左前打を放ってマルチ安打もマーク。猛打賞を記録した5月27日巨人戦(甲子園)以来となる37試合ぶりの複数安打を決めた。それでも打率は2割1分6厘。7回の逆襲機で三邪飛に倒れた悔しさも秘め、「明日以降も自分にとっては全部が勝負だと思う。続けていけるようにやっていきたい」と気合を入れ直した。

 左翼は7月20日DeNA戦で代打での出場から守って以来今季2度目。2軍戦で左翼や中堅を守るなどして、経験を積んできた。バットが快調なら、今後も内外野で出場していくとみられる。この日の2安打をきっかけに、チャンスをつかみ取りたい。【古財稜明】