中日ダヤン・ビシエド内野手が11日、8月度の「日本生命月間MVP賞」を受賞した。昨年5月度以来、自身3度目。

8月はリーグ新記録となる月間47安打を放ち、8度の猛打賞はプロ野球タイ記録。26試合で打率4割6分5厘、7本塁打、24打点と打ちまくった。大阪市内のホテルで会見し、「オフにマイアミでトレーニングして、沖縄で準備してきた。努力が実ったのはうれしい。練習はウソをつかない。47本打ったのが、自分の野球人生でも大きなモノになっている」と喜んだ。

イチローのもつ2リーグ制後、プロ野球最多の月間48安打にあと1本に迫ったが、並べなかった。そのことについて聞かれると、「大それたことは考えていない。47本でも大満足。イチローさんは、すごい存在。47本で十分だ」と謙虚に受け止めた。