楽天銀次内野手(30)が12日、仙台市のドナルド・マクドナルド・ハウスと宮城県立こども病院を6年連続で訪れた。

「“みんな”の笑顔を見に来ました」という最初の何気ないあいさつにも、込める思いがある。病気に立ち向かう子どもたちはもちろん、その家族との交流も大事にしている。「子どもたちに少しでも元気になってほしいけど、それだけじゃない。親御さんにも元気を届けたいと思って来ている」と言った。

クリスマスツリーの飾りには「やめる事はいつでもできる。今、やるべき事!」と来季にかける意気込みを記した。最後に子どもたちから「リーグ優勝、日本一を目指して頑張ってください」とエールを送られ「来るたびにパワーをもらう。ここにいるみんなのパワーを借りて、来年こそ優勝したい」と力強く宣言。思いを背負って、チームを頂点に導く。