西武に移籍した内海哲也投手(36)が23日、初めて埼玉・所沢の西武第二球場で自主トレを行い公開した。

午前10時半に予定されていた練習に、2時間前入りする“ジャイアンツタイム”で始動。オフのルーティンも変わらず「いまさら変えても何も変わらない。15年間プロでやってきた経験を、16年目に生かしたい」と、巨人時代と変わらぬ調整方法で体を動かした。

21日までは、鹿児島・奄美大島で自主トレを行ってきた。傾斜を使った投球もすでに始めており「動ける体をつくっている。毎年、初日から投げるつもりでつくっている」と、巨人時代からの後輩・高木勇人とキャッチボールを繰り返した。高木勇は新天地では数少ない知り合いとあって「むちゃくちゃ心強い。巨人のときは思わなかったけど。こんなに頼もしかったかな」と心の支えを得て? 第1歩を踏み出した。