阪神の新外国人ピアース・ジョンソン投手(27=ジャイアンツ)が最大の武器を披露した。

16日に実戦形式は初めてとなるケース打撃に登板。打者5人を無安打に抑えた。最速は149キロを計測。何よりもインパクトを残したのは、鋭く縦に割れるパワーカーブだ。この日は、ドラフト3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)から、132キロのカーブで空振り三振を奪った。

守護神候補としても期待される右腕は「打者との対戦は今年初めて。いろんな人から声をかけてもらえて気分よくプレーできた」と上機嫌。一時は体調不良でチーム本隊から離れて調整していたが、12日に合流。幸い調整にも影響はなさそうだ。