阪神大山悠輔内野手がプロ3年目で初めて任される開幕4番の自覚をたぎらせた。

29日の開幕戦に向け、京セラドーム大阪で練習。快音を連発した背番号3は「全部が全部、糸井さんや孝介さんに頼りっ放しではダメ。試合に出る以上、しっかりやるだけ」と表情を引き締めた。

前の3番を打つ37歳糸井も、後ろの5番を打つ41歳福留も実績十分の4番経験者だ。ともにオープン戦から絶好調で、“飛車&角”に挟まれる形で4番を任される。まだ24歳で成長途上の自分が打たなくても、2人が何とかしてくれるのではないか? だが大山にそんな甘えは一切なかった。

「頑張ります。ただそれだけです。まずは1試合1試合。開幕戦も自分のことをしっかりやるだけです」

若き4番の決意表明を矢野監督も後押しした。「思い切ってやったらいいんちゃうの? 3番に嘉男(糸井)がいて5番に孝介(福留)がいるからこそ、悠輔を4番にできる部分もある。そこで大きな成長をしてくれてホームラン、打点、打率をブワーッと上げてくれれば結果的には良い」。 6番で出場した昨年の開幕巨人戦は、菅野から2ランを放って白星発進に貢献した。今年はヤクルト小川粉砕へ、4番の任務遂行で勝利を導く。【松井清員】