ソフトバンク高橋礼投手が開幕4戦4勝をマークし、再び勝利数で12球団単独トップに立った。4回までは走者を出しながらも、危なげない投球で無失点。だが大量11点のリードをもらっていた5回に制球を乱し、2死満塁から山川に押し出し四球。さらに自身のボークで2点目を失った。なお二、三塁で森を打ち取り最少失点で踏ん張ったが、今季自己最短の5回2失点でマウンドを譲った。「4回までは良かった。直球で押せました。(ボークは)テンパって、ノーワインドのサインなのにワインドアップで入ってしまった」と振り返った。

それでも持ち前の小気味いい投球で味方打線の爆発を引き出し、今季最多16点の援護を受け白星をゲット。工藤監督も「しっかり粘れて上々だった」と評価。若き野手陣に負けじと「令和のサブマリン」がカード勝ち越しを呼び込んだ。