巨人が逆転負けで3連勝を逃し、2位広島にゲーム差なしまで肉薄された。

1回に2点を先制するも先発山口が5回1/3で4失点。3回以外は毎回走者を得点圏まで進める苦しいマウンドだった。1点リードの4回無死一、三塁のピンチでは、決め球のフォークを多投。3者連続三振で切り抜け「それは僕の配球なので。渋って打たれるよりも自信のあるボールを投げようと思った」と踏ん張った。

だが5回に2失点で逆転を許すと、6回には1死二塁から堂上に甘く入った直球を痛打されて降板。4月23日ヤクルト戦を最後に勝利から遠ざかっているが「全然(調子は)悪くないです。もう1回それを考え直して、配球だったり考えてやっていきます」と前を向いた。原監督も「しっかりローテーションを守って投げてくれている。次回、微調整というところでしょうね」とした。