ソフトバンク武田翔太投手(26)が延長12回、2死満塁のピンチをつくったが4番大山から空振り三振を奪い無失点で切り抜けた。

最後は2度捕手のサインに首を振った。「投げていなかったので僕の中ではスライダーだった。フォークもあったが抜けることもあるので」と外角へスライダーを投げきり、「うれしかった」とグラブをたたいて珍しく大きなガッツポーズを見せた。

「ピンチをつくったのは反省ですね」と話したが、森、モイネロと勝ちパターンの投手を出した後に、武田が控えているのは頼もしい。