ソフトバンク先発のロベルト・スアレス投手(28)が4回3失点で降板した。今季3度目の先発で、初回に青木の適時打とバレンティンの14号2ランで3失点。

2回、3回と走者を出しながらも4回まで投げたが、5回の打順で代打明石を起用された。

スアレスは「今日の試合のためにしっかり調整してきたが、初回に3失点というのは非常に悔いが残る。2回以降は自分らしい投球ができたと思う。次の試合はもう少し長いイニングを任されるような投球をしたい」と話した。

先発転向した今季、3度の先発はいずれも5回に届かず、防御率も11・32と力を発揮できていない。ヤクルトでプレーする兄アルバートは4月25日巨人戦で白星を挙げた。スアレスも勝てば7年ぶり、2リーグ制後、同一シーズンで外国人の兄弟がそろって勝てば初めてだったが、快挙は次回登板へと持ち越された。