ヤクルト村上宗隆内野手(19)が、20号満塁弾を放った。94年松井秀喜(巨人)以来となる高卒2年目以内での20号到達となった。

▼高卒2年目、19歳5カ月の村上が今季20号となる満塁本塁打。高卒2年目以内に20本以上は94年松井(巨人)以来5人、6度目。チーム78試合目で20号到達は、36本で本塁打王を獲得した53年中西(西鉄)の77試合に次ぐ2番目のスピードだ。昨年の村上は1本塁打。2年目に20本以上打った過去3人は中西1年目12本→36本、清原(西武)31本→29本、松井11本→20本と、3人とも1年目に2桁本塁打。1年目に1桁本塁打の選手が2年目に20本塁打は村上が初めて。

▼10代で満塁本塁打を放ったのは13年8月1日高橋(中日)以来15人、17本目で、セ・リーグでは5人、6本目(1リーグ2人、2本、パ・リーグ8人、9本)。最年少満塁本塁打は56年4月11日米田(阪急)の18歳1カ月で、18歳で3人が打っているが、セ・リーグでは08年4月6日坂本勇(巨人)の19歳3カ月に次いで2番目の年少満塁弾。