米国でリハビリ中のソフトバンクのデニス・サファテ投手(38)の今季中の復帰が絶望的となったことが22日、分かった。

昨年4月に右股関節の手術を受け、執刀医による経過観察などのため6月に帰国。19日に自身のインスタグラムで、血小板を集めて患部に注入して自己治癒力を高める治療のPRP注射を受けたと明かしていた。森ヘッドコーチは「この時期にそういう治療をしたということは、今季中の復帰は難しい。しっかり治して、戻って来るときには9回を抑えてもらえるように」と、万全での復帰を目指す姿勢に理解を示した。

今季から新たに3年契約を結んでいるサファテは、オープン戦で実戦復帰したが状態が上がらず。開幕は1軍を外れ、2軍戦でも登板がなかった。