楽天が、台湾プロ野球ラミゴ・モンキーズを買収することで合意し、19日に記者会見を行うと複数の台湾メディアが報じた。

売却額は米ドル換算で1020万ドル(約11億2000万円)となり、楽天単独の所有ではなく共同経営になるだろうと臆測されている。

ラミゴは台湾プロ野球リーグで優勝12回を誇り、昨季は2年連続で前後期優勝。国内の人気も高く、球団チアリーダーの「ラミゴガールズ」も有名だ。親会社で靴メーカーのラニューは、7月に球団売却の方針を発表しており、多数の日本企業からオファーを受けていたという。

台湾4大紙の1つ「聯合報」によると、楽天は7月下旬に台湾における銀行業開始の認可を受けてから有力な身売り先として浮上し、今月17日に合意。ラミゴのジャスティン・リウGMは「19日に楽天の代表者とともに会見を行う」と話したという。