西武ザック・ニール投手が15日、月間MVPを初受賞した。9月度「大樹生命月間MVP賞」を獲得。米国時代を含めて、個人タイトルの受賞は初めてで、ニールは「このときのために温めていました」と笑顔。

「7、8、9月と取れるんじゃないかという感じだった。7、8月は取られてしまったが、9月最終的に取れたと聞いたときは興奮しました」と喜んだ。9月は4試合に先発し4勝で防御率0・66。しかも無四球投球を続け、逆転優勝の原動力となった。

特に、マジック2で迎えた24日ロッテ戦では6回1失点で自身の連勝記録を11に伸ばし、リーグVを達成した試合で勝利投手となった。来日1年目での活躍に、ニールは「日本の野球に100%順応したとは考えていなくて、毎日うまくなれる、成長できると思ってやっている。そこが100%になることはきっとないと思う。だからみんなと話しながら、もっと日本の野球に順応していけるようにしたい」と、さらなる飛躍を誓っていた。