阪神矢野燿大監督(50)が18日、大阪市の電鉄本社で藤原崇起球団オーナー(67)に、シーズン終了の報告を行った。

藤原オーナーは矢野監督に全幅の信頼を寄せた。ドラフトは6選手のうち、5選手が高校生。中長期的な視点で指導を託すか問われ「そうですよね。チーム一丸となってやっていく」と深くうなずいた。来季は3年契約の2年目だが長期的な視野で指揮を任せる意向だ。今季は6連勝締めでAクラス入り。「やっぱりチームがまとまって、本当にいい雰囲気で最後、頑張ったと。本当に素晴らしい」と高評価し、席上で「引き続き来季も頑張ってほしい」とあらためて来季続投も要請した。優勝に向けて課題もある。「打撃面を強くしていく必要がある」と、真っ先に打線強化を課題に挙げた。戦力補強なども積極的に行う方針だ。