オリックスのT-岡田、鈴木優、漆原が、ウインターリーグに参加するため、伊丹空港から成田経由でプエルトリコに向かった。成田からさらに米国シカゴを経由する長旅に備え、鈴木優は首枕、腰枕、おやつのラスク、携帯用扇風機まで持参。昨年もコロンビアに行った経験から「飛行機の中で必要な物を持って来ました。英語に慣れておきたいので、飛行機の中では映画を見ます」と旅慣れた様子。

T-岡田は現地で使う疲労回復用の治療器を積み込んだ。漆原は「野球用具以外は、シャンプーや化粧水などは持ってきました」と身だしなみ対策もぬかりなし。

現地ではマナティを本拠地にするチーム「アテニエンセス・デ・マナティ」に所属し、同行する沢村通訳と4人で一軒家で暮らす。沢村通訳は「ぼくが腕をふるうための材料です。カレールーをどっさり持ってきました」と料理人も兼ねる覚悟で、膨れ気味の大型のスーツケースを運び込んだ。T-岡田は「ぼくは料理はできませんが、いざとなればいろんな材料をぶっ込んで作りますよ」と約2カ月の海外生活に備える。