台湾は先発したオリックスの張奕が好投し、東京オリンピック(五輪)の出場権を争う韓国に大勝した。

初回に四球と内野安打から2死二、三塁とするも、韓国の5番金宰煥をフォークで空振り三振。立ち上がりのピンチをしのぐと波に乗り、4四球を与えながらも7回途中4安打無失点に抑えた。「ベストを尽くしていい投球をしたかった。失点することは考えなかった」。6日の1次ラウンド・ベネズエラ戦も7回を無失点に抑えた右腕。負けられない戦いで、チームに流れを引き込んだ。