ロッテ東條大樹投手(28)が28日、ZOZOマリンで契約更改に臨み、1800万円増の3000万円でサインした。今季はチーム2位となる58試合に登板し、1勝0敗、防御率3・78の成績を残した。「登板数もそうですし、その他の面もすごく評価してもらった」と笑顔を見せた。

開幕1軍を勝ち取ると、右の強打者キラーとして1年間1軍フルで活躍。しかし9月は8試合で8失点するなど調子を落とした。「充実したシーズンだったが、最後で調子を落としてしまった。来季の課題だと思う」。疲労がたまり腕が体から離れるなどフォームが崩れたことで、成績を落とした。「体の使い方を頭で理解して体で表現できるようにやっていきたい」とオフの課題を挙げた。

今季無敗で16年のデビュー以来、92試合連続無敗記録を継続中。元楽天愛敬の持つ107試合連続無敗のパ・リーグ記録まで15に迫る。「聞かない方がよかったです(笑い)」としながらも「狙えるなら狙っていきたい」と意気込んだ。

来季に向け「いい場面で投げさせてもらえるのは、やりがいになりますし、選手として成長できる。中継ぎのエースになってほしいといっていただいたので、そこを目指してやっていきたい。20ホールド以上、防御率2点台を目指してやっていきたい」と目標を掲げた。オフはロッテ浦和やZOZOマリンで自主トレ予定でシンカーの習得を目指す。(金額は推定)