阪神秋山拓巳投手(28)と原口文仁捕手(27)が11日、滋賀・大津市内のホテルで行われた「おごと温泉トークショー」に参加した。

約100人のファンの前で、2人は軽妙なトークを展開。右膝手術明けの今季は4勝に終わった秋山は、自己採点は「30点」と辛め。「覚悟はしていましたが、1日1日状態が違ったので」と苦悩しながらのシーズンだった。それでも「いろんなワザを使ってしのげたのは来年以降につながる。引き出しが増えたと思うので、期待してください」と来季の活躍をファンに約束した。

原口は1月に大腸がんの手術を受け、6月には1軍に復帰。勝負強い打撃で貢献し、球宴でも2本塁打を放ち、リーグ特別賞も受賞した。「振り返るとあっという間だった。病気のことを忘れさせてくれることもあったし、野球をやっていてよかった。(節目などで打てるのは)みなさんのおかげです」とファンに感謝していた。