内田順三氏「常に新しい目で」静岡講演に70人出席

  • 人材育成をテーマに熱弁をふるう内田氏(右)

静岡県野球協議会の新年祝賀会が26日、静岡市内で行われ、県内の野球指導者ら関係者70人以上が出席した。冒頭では、三島市出身でプロ野球広島、巨人で指導を続けた内田順三氏(72)の講演が行われ、出席者は熱心に聞き入った。

内田氏は広島と巨人での指導法の違いを説明。質の高い巨人選手は、その質をより高め、広島では練習量で質をつくったという。また、コーチ時代に指導した元広島の正田耕三氏(58)や嶋重宣氏(43)、元巨人の清原和博氏(52)とのエピソードを披露。37年間の指導者人生で感じたこととして「先入観を持たず、常に新しい目で選手を見ることが大事」と話した。

今月、社会人野球の名門JR東日本の外部コーチに就任。「プロと違ってキビキビとした姿勢が新鮮に感じる。体力的にキツい部分もありますが、少しでも選手たちの力、支えになれればと思う」。プロにささげた50年の経験をアマ野球に還元する。【河合萌彦】

◆内田順三(うちだ・じゅんぞう)1947年(昭22)9月10日、三島市生まれ。市立南中で野球を本格的に始める。東海大一高(現東海大静岡翔洋高)-駒大。13年間の現役生活はヤクルト、日本ハム、広島で主に外野手としてプレーし、計950試合出場で打率2割5分2厘、25本塁打。82年に現役引退後、翌年に指導者に転身。広島、巨人で打撃コーチや2軍監督などを歴任した。