ソフトバンク牧原が開幕スタメン「1番二塁」大前進

  • 3回裏に中前打を放つ牧原(撮影・栗木一考)
  • 牧原は安打にも淡々(撮影・栗木一考)

<オープン戦:ソフトバンク5-3ヤクルト>◇5日◇ペイペイドーム

ソフトバンク牧原大成内野手(27)が、「開幕1番二塁スタメン」に大きく前進した。5日のオープン戦・ヤクルト戦に3試合連続で「1番二塁」で先発出場し、2戦連続マルチ安打をマークした。これでヤクルトとの3連戦は、11打数5安打、打率4割5分5厘。今春キャンプからレギュラーを争ってきた周東は、対照的にここ2試合で8打数無安打。ライバルに大きな差をつけた。

3回の2打席目。150キロの高めの直球をやや強引に、上からたたいて中前安打にすると、6回の3打席目は先頭打者として左腕・久保の124キロの変化球を流して左前へ安打を放った。「打撃の調子は上がっている。左投手からしっかり打てたことが大きかった」。4日にも2安打を打ち、2盗塁。課題にしている走塁面でもアピールしていたが、この日は打撃でも猛アピールに成功した。

この日は遊撃の高田が負傷交代後、途中から遊撃も守り、三遊間の難しい打球も処理。「レギュラーは総合力で勝ち取るものですから」。打って、走って、守る。三拍子の総合力は、昨秋の侍ジャパンで大ブレークした周東をリードしている。

工藤監督も「1番としてしっかり塁に出てくれるとね。今はオープン戦だから自由に打たせているけど、これからいろんな作戦をしていく上で、1番としての仕事をしてくれるのはうれしい」と声を弾ませた。「1番というより、まずは自分の仕事に集中したい」。謙虚さは失わない牧原が、7日からのオープン戦後半でレギュラー確定に挑む。【浦田由紀夫】