阪神ドラフト2位の井上広大外野手(18=履正社)と同ドラフト4位の遠藤成内野手(18=東海大相模)が7日、日本ハムとのオープン戦(甲子園)に出場するために1軍に合流した。

ウオーミングアップでは先輩選手やコーチ陣にあいさつをしながら体を動かした。9時40分頃に行われたフリー打撃では、井上が46スイングで柵越え3本。昨夏の甲子園で、履正社の4番として優勝に貢献した右の大砲候補が、矢野監督の見守る前で非凡なパワーを見せた。井上は練習後に「緊張はありますけど緊張をすることは悪いことじゃないので、自分のできることを精一杯やりたい」と話した。遠藤は41スイングで柵越えは1本だったが、鋭い打球が数多く見られた。「特に緊張なく。2軍でやってきたことをそのまま体現できるようにと意識してやってきた」と堂々と語った。

2人は7日、8日のオープン戦に出場予定。阪神の高卒新人野手が3月以降のオープン戦に出場すれば、1992年(平4)の萩原誠以来、28年ぶりとなる。