阪神糸原健斗内野手(27)が19日、甲子園で自主練習に臨み、練習後、オンライン取材に答えた。この日からチームは屋外フリー打撃を開始。20スイングで感触を確かめた。キャッチボールや内野ノックなど約2時間半、精力的に動いた。「ずっと野球ができなかったので、15日から野球が出来るようになって、とてもうれしい。今日初めて外で打撃投手の球を打った。気持ちよく打ちました。甲子園で練習できる喜びを今日、感じました」と話した。

新型コロナウイルス感染防止のため、自宅で暮らす時間も長かった。「普段しないんですけど、料理をするようになりました。ハンバーグ作ってみたり、揚げ物、カツ丼好きなんで僕、カツ丼に挑戦してみたりしてました。そこそこ、うまかったです」と笑顔を見せた。

今季も矢野監督から任されて、キャプテン2年目に入る。ここまで2年連続全試合出場中で、いまやチームの中心的存在だ。「自分の去年の映像だったり、オープン戦の映像とか見る時間がたくさんあったので、自分を見つめられる時間が増えていたので、そこはプラスに考えて良かったなと思います。しっかり開幕に合わせてファンの方に最高のパフォーマンスを見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。