オリックスのドラフト5位勝俣翔貴内野手(22)が4日、大阪・舞洲の球団施設で自主練習に励んだ。

「1年目のシーズンで分からないことばかりの中、こういう状況になってしまいました。しかし、自主練習をさせてもらっていますし、1日1日をムダにしないように、そして開幕が遅れているということを少しでもプラスにできるようにと思い、練習しています」

室内での打撃練習では快音を響かせた。「自分の持ち味で勝負するために、特にバッティングの方で『思い切りスイングすること』を継続して取り組んでいます」と意気込んだ。

3月6日の巨人とのオープン戦(京セラドーム大阪)ではエース菅野から1発を放った長打力も魅力。今季の目標は「1年目らしく、思い切りプレーすることです。少しでも多くチームに貢献して、早くファンのみなさんに覚えてもらえるようにがんばります」と力を込めた。

現在は新型コロナウイルスの影響で寮内で過ごす時間が多く「プロジェクターを使って部屋の壁で映画を見ることです。お気に入りはドラマでも映画でもありましたが『SPEC』シリーズです。ドキドキする感じが好きですね」とリフレッシュ方法を明かした。