開幕投手の女房役に中日ドラフト4位の郡司裕也捕手が立候補した。「開幕1軍はもちろん、ポジションを取ることを目標にやっています。新人だからと許される期間はもう終わり。スタメンをとりたいと思います」。

シート打撃では柳、小笠原らの女房役を務めた。打席では開幕投手の大野雄から右前打。オープン戦打率3割5分7厘の実力もしっかりアピールした。

6月19日に決まった開幕戦は神宮球場でのヤクルト戦が濃厚だ。「神宮は慣れた球場です。ホームグラウンドの気持ちでやっていました。やりやすい球場」。慶大出身の郡司は、昨年の東京6大学リーグで3冠王に輝き、明治神宮大会でも優勝を手にした思い出の場所だ。「神聖な場所です。後輩にも神宮でプレーすることは特別なんだ、と言ってきました」。約3週間後に迫った“ホームグラウンド”での開幕マスク奪取に胸を膨らませた。