19日の巨人戦(東京ドーム)で開幕投手を務める阪神西勇輝投手(30)が、5回を2失点でまとめた。

2回まで1人の走者も許さず。だが3回、先頭の栗原に初安打を許し、2死二塁で上林に中前への適時打を打たれて1点を失った。その裏、糸井の逆転2ランが飛び出すも、4回、先頭の柳田に同点ソロを右中間に豪快にたたき込まれた。5回は無失点で切り抜け、高野と交代した。

西勇は「自分の試したいことや、やりたいことはできたと思いますし、きょうの登板を踏まえて、これから開幕に向けて自分がやるべきこともあらためて明確になったので、収穫は多かったですし、よい登板だったと思います」と振り返った。