目指すのは、規格外の大打者だ。日本ハム大田泰示外野手(30)が13日、巨人との練習試合(東京ドーム)で、推定飛距離140メートルの特大弾を放った。2回1死二塁、巨人サンチェスの変化球を左翼2階バルコニー席へ。逆方向へ意識を置きながらも、高めに浮いた変化球に腰をくるりと回転しフルスイング。「甘く入ったところを、逃さず反応できた。(2階席への本塁打は)なかなか、ないよ」。三塁を回ると、お決まりの“マッスルポーズ”で、パワーを誇示した。
前日12日に同じ外野手の後輩、万波が放った特大弾を、再現したかのような一撃だった。「ケツたたかれている。もっともっと、やらなきゃいけない気持ちになるし、相乗効果につながると思う。刺激になります」と、20歳の若武者の活躍に発奮した。
今月9日に30歳になったばかり。「年を取ったからといって、引っ込まないように。元気を出したり、気迫を出してやっていければ。そこは、ブレずに」。強打の2番として定着しているが、オフから公言してきた4番への挑戦を、諦めたわけではない。
大田 4番を任される打者に近づくことが大事。そうなれば、監督が2番に置いても、相手にはプレッシャーになる。相手に嫌だなと思われるような打者になりたい。2番の型にはまって終わるというのではなくて、もっともっと進化していきたい。
打順を超越した存在になるべく、歩みを止めるつもりはない。【中島宙恵】



