オリックス山本由伸投手(22)が7日、9月度「大樹生命月間МVP賞」のパ・リーグ投手部門に選出された。

プロ4年目で初めての受賞に「本当にうれしい。1カ月4勝というのは今までなかった。勝利を取れるのは自分にとっても、うれしい。今年の残り、来年に向けても好調をキープしていきたい」。

9月は5試合に先発し、4勝1敗。防御率0・73の好成績を残した。印象深い試合は9月29日の西武戦を挙げ「調子が上がってくる中で感覚が良かったので印象深い(試合)。決め球のフォークが良かった。ストレートで空振りが取れて、どのボールでも三振が奪えたので良かった」と、自己最多14三振を奪い、8回無失点の好投を振り返った。

10月6日ロッテ戦で自身最多に並ぶ8勝目をマークし、自身初の2桁勝利も視界にとらえた。

また、防御率はリーグトップの2・26で、2年連続で最優秀防御率のタイトルも狙う。「ひとつでも多くタイトルを取るとファンの方も喜んでくれると思う。1試合1試合を全力でベストパフォーマンスを出していければ」とさらなる成長を誓った。