球団の来季戦力構想から外れたとみられる阪神福留孝介外野手(43)が21日、ウエスタン・リーグのオリックス戦の先発メンバーに入り「5番・DH」で出場した。4打席立って無安打。プロ22年目の今季は出場機会が激減する中、本来の打棒を発揮できず、現在は2軍調整を続けている。ベテランは、現役続行の意思は固いとみられている。

 

打席結果は以下の通り

 

第1打席 1回2死一、二塁(投手は増井)。カウント1-2から外角低めフォークに空振り三振

第2打席 4回無死一塁(投手は増井)。カウント2-2から142キロ直球を打ち返すも二-遊-一の併殺

第3打席 6回1死一塁(投手は増井)。フルカウントからの7球目、131キロ変化球に二飛

第4打席 8回無死走者なし(投手は東明)。カウント1-2からの5球目、外角フォークを左飛

 

18日の同リーグ広島戦(鳴尾浜)では右翼へアーチを放っていたが、この日は快音がなかった。