背中の張りで離脱していたソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(35)が30日、西武戦(メットライフドーム)前の練習で1軍合流した。

7月中旬に背中に張りを訴えてリハビリ組の調整にまわっていたが、ここまでウエスタン・リーグで6試合に登板し4勝0敗。防御率2・70の成績を収めていた。試合前、工藤公康監督(57)は「2軍から直球の力が戻ってきているという報告を聞いています。1度上で投げさせる場所を確保できたので投げてもらおうと思った」と話した。この西武3連戦の3戦目、11月1日の先発が有力となっている。マット・ムーア投手(31)が出場選手登録を抹消された。

ルーキーで開幕1軍も7月に2軍落ちしていた柳町達外野手(23)が再び選手登録された。ウエスタン・リーグでは58試合に出場し打率2割9分5厘、4本塁打を放っている。工藤監督は「2軍の試合では自分の形で打っていた。特徴である逆方向へのホームランもあった。状態も上がっているとは思っている」と期待した。