ソフトバンク東浜巨投手が10月負けなしの月間4勝目を挙げた。今季初の中5日での登板。「ちょっと(肩が)重かったですが、試合を作れる状態だと思っていた。問題なかったです」。5回1死一、二塁のピンチはあったが、三塁を踏ませない投球で8回無失点。今季9勝目をマークし「なんとか長い回を投げられて良かった」と振り返った。10日ロッテ戦の7回から24イニング連続で0封。5度の登板で月間防御率0・48という圧倒的な数字を残している。

工藤監督も「0で抑えたので、100点です」と評価。規定投球回まで残り8回2/3で、防御率も現在2・02とタイトル獲得も視野に入ってきた。それでも東浜自身は「意識しないと言えば嘘になる。でも、あまりそこにとらわれすぎないように。CSもありますし、その先もあるので」と冷静に話した。