4位楽天が自力CS進出の可能性を復活させた。

中7日で先発した岸が8回120球1失点の力投で無傷の6勝目。今月5戦4勝と絶好調右腕が力を発揮した。

打線は7回に女房役の下妻が中犠飛を放ち先制。直後に追いつかれたが、8回に相手の暴投で勝ち越した。9回は松井が締め402日ぶりのセーブを挙げた。

2位ロッテとの3連戦初戦を制し1・5ゲーム差。3位西武にも0・5ゲーム差とし、逆転CS進出への光が差してきた。

三木監督は好投した岸を「1戦1戦負けられない状況でさすがですね。岸らしく力を出せて素晴らしいですね」と絶賛。9回を松井が締めたことに「残り試合どうやって勝つかを判断して、あそこでいってもらうという判断。気持ちのこもった投球で締めくくってくれた。非常にいい試合だったと思います」と振り返った。

残り7試合。「僕たちも1戦1戦必死に、目の前の試合を全力で戦っていくことはどの試合も変わらない。選手たちは本当に頑張ってくれている。チームで束になって目いっぱい戦いたい」と力を込めた。